#001 草川為『ガートルードのレシピ』
20年ほど前のまんが。
関連する国
≫日本、少しだけイギリス
私のお気に入り
≫マリオット
性別:(おそらく)男性
身長:185cm(Wikipediaより)
特技は家事全般。部活は家庭科部。武器は待ち針。
左耳のない悪魔。デザインベースは人形(マリオネット)?性質はおかん。
お気に入り理由は悪魔なのに苦労性だから。自由奔放な相方や個性豊かな周囲の人間(と悪魔)関係に日々さらされているところ。でも本人は楽しそう?いいヤツ。
物語の序盤、相方のプッペンとともに主人公を襲撃する場面から登場。対決にやぶれ子分(?)に。廃屋で共同生活をおくるうちに、本来の面倒見のいい性格からかおかん化。あたまにネギが生えて見えるほう。お嫁にきてほしい。
主人公は旅する人造悪魔の(外見は)少年。さまざまな悪魔のパーツから寄せ集められて作られたことが理由で、そのパーツを取り戻そうする他の悪魔から日々襲撃を受けている。上記マリオットは左耳。
タイトルの『ガートルードのレシピ』は自分の製法が書かれている(らしい)本のこと。この本を探して旅をしているというのが導入で、ずいぶん変わった自分探し。通常、自分探しってもっと抽象的なものですが、この場合、自分のつくり方(作られ方)がモノとして存在する。それをさがす旅をしているなかで日本にたどりつく。
ちなみに話の後半でそのレシピのある場所も斬新。
物語の設定や小物などのデザインが好みです。言葉の選び方も、私には欠片も存在しないセンスで心地がいい。
少々わかりにくいですが、このブログのタイトル『旅するぐうらたのつくり方』はこの漫画の影響を受けています。ということでこの本を#001に選びました。ちなみにゼロを2つも前につけてしまいましたが、100タイトルも書けるでしょうか。。。不安です。年間ではそのくらい読んではいるのですが語れるかというと話は別ですよね。
草川為『ガートルードのレシピ』単行本全5巻/文庫本全2巻 白泉社